やつを追う前に言っておくッ！
おれは今やつのスタンドをほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.＿＿_,,,... -ｧァﾌ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ！
|i i| }! }} /／|
|l､{ j} /,,ｨ//｜ 『俺が少し寝たふりをしてみて時間をつぶそうと
i|:!ヾ､_ﾉ／ u {:}//ﾍ 思っていたらいつの間にか誰もいなかった』
|ﾘ u' } ,ﾉ _,!V,ﾊ |
／´fト､_{ﾙ{,ィ'ｅﾗ , ﾀ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽﾄiゝ おれも何をされたのかわからなかった…
,ﾞ ／ )ヽ iLﾚ u' | | ヾｌﾄﾊ〉
|／_／ ﾊ !ニ⊇ '／:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
/／ 二二二7'T'' ／u' __ /:::::::/｀ヽ
/'´r ー---ｧ‐ﾞＴ´ '"´ ／::::／-‐ ＼ ノンレム睡眠だとか誰もいなくなるだとか
/ // 广¨´ /' ／:::::／´￣｀ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ﾉ ' / ノ:::::`ー-､___／:::::／/ ヽ }
_／｀丶 /::::::::::::::::::::::::::￣`ー-{:::... ｲ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
俺は
慄然とした。
閑散とした風景の中、俺は眠りから覚醒した。
黒板にはまだチョークの白線が残っていた。
そして、誰もいなかった・・・！
そう、俺は完全に
孤立していた。
一時間目の国語がおわったあとのやすみじかｎ
俺はﾎﾞｯﾁｰ特有の寝たふりをしていた。
いや、俺はﾎﾞｯﾁｰでは別にない・・・？
ﾎﾞｯﾁｰではない？べつに話しかけられるだけの程度で？
はい、ﾎﾞｯﾁｰですねｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
というわけで寝たふりしていたわけだ。
１０分の休みを潰すのは特段珍しいことではない。
そして、自分のスキルをもってすれば１０分なぞないように見えた。
ただ、無いように思えるのはこの寝たふりという演技に集中することだ。
理科は教室でやるだろう・・・先生が来たら起きればいい、ただそれだけのこと・・・。
そう思って演技を続行した。
願わくばこの眠りと連日のだるさを払拭されますように・・・。
---------------------------回-想-終-了---------------------------
なんだこれは・・・！？
俺は教室が暗いことに気づいた。
カーテンが下りているこのに気づいた。
で、みんないない。
これはどおゆうこと？
えーっとこの日は体育祭練習のために４０分授業、
したがって、９時３０分に一時間目が終わって
１０分休みがあって
二時間目は９時４０分から始まる。
で、いまは１０時ちょうど・・・？
あれ・・・ん・・・・？なんかおかしいぜ？
なんで４０分に始まっているのに１０時に目を覚ましてみたら誰もいない？
１．みんな隠れている（全員隠遁者って感じなぐらいに巧みに）
２．移動教室フラグ
３．そして誰もいなくなる・・・？（自分もいなくなる＝死亡フラグ）
２なのか？またしても！また２なのか！？！？
釣り宣言は・・・まだ出てない・・・というよりもとより無い・・・。
ってことは・・・。
１．みんな隠れている（全員隠遁者って感じなぐらいに巧みに）
⇒ ２．移動教室フラグ
３．そして誰もいなくなる・・・？（自分もいなくなる＝死亡フラグ）
か～なし～みに～むこう～へ～と
なるほど、いいセンスだ・・・
まさか俺が起きないのを初めから知っていて
わざと起こさなかったのか・・・？！
まぁ、起こそうとするお節介なんてこのクラスにいたらたいしたもんでっていうｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
隣から英語教師のうっさい声が聞こえてくる・・・。
もうだめだ・・・不貞寝するか・・・
（このあと、不貞寝して授業は結局いきませんでしたとさ）
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