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先のゆとり教育により、我が世代は致命的とも言える大損害を被ってしまった
程度低く、生きる私達は貴重な思想が落ちぶれ、正に利己的な考えが尽き果てんばかりであった
だが・・・・・・見渡してみるがいい
この混沌たる島国に在っても尚、たくましく花を咲かせし正門の桜のごとく甦りつつある我等が寄る辺を
共に高めあった友を見るがいい。この危局に際して尚、その眼に燃え立つ気焔を
我等を突き動かすものは何か、満身創痍の我等が何故再び立つのか━━━━━・・・。
それは全身全霊を捧げ絶望の危局に立ち向かう事こそがゆとりある者に課せられた責務であり、懐古厨に殉じた輩への反抗であると心得ているかに他ならない
点在するゆとり達の声を聞け
批判厨懐古厨者達の声を聞け
政府の教育指導計画発案者達の声を聞け
・・・彼らの悲願に報いるときが来た
そして今、ゆとり達が旅立つ
鬼籍に入った懐古厨と我等ゆとりの悲願を一身に背負い、孤立無援の受験に赴こうというのだ
歴史が我等に脚光を浴びせる事が無くとも・・・・・・我等は刻みつけよう
名を明かす事すらも許されぬ劣化し残された者の高潔を、我等の魂に刻みつけるのだ
・・・旅立つ若者達よ
諸君に総合的な教育しか教えられなかった我等を許すな
諸君を苦渋に送り出す我等の無能を許すな
・・・願わくば、諸君の挺身が、若者を戦場に送る事無き世の礎とならん事を
(OP)
それは永遠に続く物語だったのかも知れない。
終わりを望まない彼の願望。
それはいつか必ず来るだろう、私との別れの時を、
無意識の内に回避しようとする、
その為の行為だったのかも知れない。
もちろん。
その真実を知っているのは彼だけだったのだろうと、
今では思う。
今は…
変わらない日常。
でも、確実に一歩進んでいるという事実。
わたしたちは繰り返していくのだろう。
いつか、別れの時が訪れる、その時まで。
でも、それはきっと意味のある未来なのだから。
(METEOR挿入)
(前奏)
触れてても 冷たい指先
凍り付いた 月に照らされて
ひび割れた心が
燃え尽きる夜を抱くけど
一瞬の彼方で 煌めいた想いが
愛なら 幻にしてみせて
放つ光 空に堕ちる
望むだけの 熱を捧げて
死に逝く星の 生んだ炎が
最期の夢に 灼かれているよ
(間奏)
降り積もる 罪は優しさに
刺は微笑に 変えてゆけるなら
散る間際の花の
届かない叫びにも似た
祈りの儚さが 求める切なさが
二人の 出逢った時代を揺らす
嘆き 光 波にのまれ
痛みの中 君は目醒めて
傷つけながら 出来る絆が
孤独を今 描き始める
(間奏)
注ぐ生命 刻む羽根で
君よどうか 僕を包んで
光はまた 空に堕ちる
望むだけの 熱を捧げて
崩れ落ちゆく 過ちの果て
最期の夢を 見続けてるよ
(METEOR終了)
彼は歩き続けるであろう。
私も歩き続けなければならない。
はじめからこんなことになる予兆だったのかも知れない。
それは知るよしもなく。
桜は咲く頃。
そして散る頃。
彼は元いた場所にはいなく、懐かしい御母堂から巣立っていく。
会うことはないのか?
そして、誰もいなくなる。
―終―